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あれから数日。。
風帥は老人を師匠と呼び、試練を受けた。
まず手始めに悪い詐欺師を暗殺してこいというものだった。
その詐欺師は少し離れた村にいたが、風帥は早く走り高く跳び静かに歩くという修行を毎日続けていたためそれなりに力はついていった。
詐欺師の暗殺はなかなかの厳重な守りに固まれた中実行する事となった。
詐欺師の部屋は大きい部屋だったためすぐに詐欺師を見つける事ができた。
風帥は周りにいるショットガンのM37を持ってるやつらが数人いた。
風帥は背後に周り、短刀で脅しをいれ気絶させた。
「用のないやつを殺す理由はない。」
と風帥は吐き捨て、
詐欺師の部屋に耳を当て音を聞いた。
するとそこに見回りの1人が歩いてきた。
「そこで何をしている!」
しまった!!
風帥は屋根に飛び乗りサッサッっと退却した。
そんなにあまくはないことを思い知らされ、再び詐欺師の元へと向かった。
そこにはさっきバレた事が原因でさらに厳しくなった見張り達が身構えていた。
今度はバレないように、、
なんとかやりすごした。
そしてこっそりと詐欺師のいる部屋の天井からタイミングをうかがっていた。
詐欺師の部屋には3人という少人数しかいなかった。
しかしながら一人一人が見張りのやつらとは違うオーラをかもし出していた。
風帥はこっそりと詐欺師の部屋にある机の下に隠れた。そこで1人が机に向かって歩いてきた。
そこで風帥は1人を中に引きずりこみ、口を押さえ、ボスはどいつだ?
と聞いた。
そいつは答えた。
あのサングラスをかけ髭をはやし、足をくんでワインを飲んでいるやつがボスだと。
たしかに。
見てみるといかにも詐欺師らしい。
そいつは口を押さえていたため息が出来なく、気絶した。記憶を消すため頭の一部を少し強めに叩いた。
あと2人だ。
そう思っていると1人が早速動き出した。
どうやらトイレらしい。
そいつをこっそりつけ、トイレの扉を固く固定し少しの間時間稼ぎをした。
そして風帥は詐欺師のボスの元へ向かった。
詐欺師を暗殺するには声を出されては困る。
すると詐欺師の様子がおかしい事に気付いた。
なんと詐欺師は既に誰かに殺されていたのだ。
~続く~
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