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フラン『…うぅ…だっ、だって…だって……
いつも先輩、前任のマーモンって言う人の…名前ばっかり言うし……
寝てる時にも言ってるし…結局はミーの事…考えてないじゃないですかっ…!
ミーただの玩具(オモチャ)ですか…?
マーモンって言う人の代わりは出来ないんですか!?』
目を赤くしながら、ベルをジッと見つめ自分の溜めていた言葉を言い。
ベル『確かに…マーモンが居なくなってから俺は…悲しんだ…
白蘭を憎んだ…殺したいと思った。
でも…マーモンの代わりなんて居ねぇ。
ましてやお前はマーモンの代わりなんて出来ない……
だけどッ…!お前の代わりも居ないって事忘れんなっ!』
フラン『……はっ…はい。
分かりました。ベル先輩。』
自分の服の袖で涙を拭き。
ベル『ほら…帰るぞ?』
立ち上がり、フランに手を差し伸べ。
フラン『えっ…?』
ベル『だから…一緒に帰るぞって意味だよっ!
バカフラン…』
フラン『クスッ…相変わらず意味分かりませーん。』
差し伸べられた手を握り立ち上がるとベルの隣にくっつき。
ベル『そんなくっつくなよ…
暑苦しいだろ?』
フラン『この森の中寒いからくっついてるだけですー』
ベル『ったく…しょうがない奴……
あっ、あと…フランお前…』
フラン『…?…』
ベル『勝手に俺の前から消えんのナシな?
消えたらお前サボテンの刑だから?』
フラン『…クスッ…
ほーんとっ、意味分かりませんねー』
そして二人は仲直りしましたとさ☆
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