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深い森の中に黒い服に身をつつんだ二人組がいた…
ベル『あーあ…何でカエルのオモリしなくちゃいけねぇーんだよ。』
フラン『大丈夫ですよーセンパイ?
ミーもこんな趣味の悪いナイフを持っているセンパイと何で任務しなくちゃいけねぇーんだよ。って思ってますからー』
ベル『へぇー…それはどうもッ!!』
ドスッ!
とベルはいつものナイフでフランのカエルの被り物を目掛けて投げ、刺した。
フラン『痛いじゃあないですかー?ベルセンパーイ。』
ベル『痛かったら血くらい流せよ。カエル。』
フラン『血を流せばいいんですかー?
分かりましたー。
じゃあベルセンパイ、手を出してくださいー』
ベル『…ん?』
するとベルは少しワクワクしながら、手を出すとフランはその手をグイッと自分の頭に近づけ、さっきベルが刺したカエルの被り物から血を一滴ベルの手の上に落とす。
ベル『おい…カエル…王子の手に何落としてるんだよ?』
フラン『いやーだってセンパイ、血を流せって言いましたからー…』
ベル『んなもん理由に、なんねぇよっ!』
ドスッ! ザクッ!!
フラン『…ザク?』
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