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そう…今この時代ではアルコバレーノは居ない……そしてマーモンも居ない……
イヤだ…いやだ……
また俺の前から消えんのか…?
マーモンのように…
いきなり現れ…
いきなり消える……
もうあんな思いしたくない…
絶対に…絶対に……
ベル『絶対イヤだかんなっ!クソガエル!!』
そんな事を考えているとベルは頬、一筋の涙を流していた。
フラン『じゃ…じゃあ……最後…に…フ…ランッって呼んで…くだ…ゲホッ!!』
ベルの顔にゆっくり震えている手を伸ばし
ベル『最後とかッ!言うなよっ!
…フラン!!!!』
とフランの名前を呼んだ瞬間フランを勢いよく抱きしめ
フラン『ゲロッ!
…これ以上、苛めると可哀想なんでー
ネタバラシしまーす。』
すると何処からかドッキリ大成功と書かれた木の板を出し、ベルに見えるように持ち。
ベル『…………』
フランを抱きしめていた腕を退かし、さっきまで流してた涙を服の袖で強くゴシゴシと拭い
フラン『ほらー謝りますからー泣き止んでくださいよー?
せっかくの男前が台無しですよー』
ベルの腕を退かし、自分の親指で涙を拭いてやり。
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