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そうして買いたい物がそろった有沙はレジに向かい、支払いを済ませるとテーブルに向かい、袋に食材を入れ始めた
「手伝うよ」
「ありがと葵」
そう言いながら隣で別の袋に買った物を入れはじめた神崎に有沙は例を言うとガムを取り出し松山に投げた
「おっサンキュー、ほらっ」
「ん、確かに受けとった」
有沙は松山の投げた100円をキャッチしてそう言うとそのまま袋につめる作業を再開し、つめ終わるとそのまま神崎からもう一つの袋を貰い、有沙達は店から出た
すると松山が手を有沙の前に出した
「有沙、荷物持ってやるからかせ」
「え?いいよ別に」
「お前がよくても俺がよくねぇんだよ、女が荷物持ってんのに男の俺が手ぶらじゃ格好がつかねぇだろが」
「なにそれ、男女差別?」
「いや、それも男女差別とは少し違う様な気がするよ」
有沙の言葉に西垣は苦笑混じりにそう言うと西垣は有沙の荷物を一つ取った
「こう言うのは男の仕事って奴だよ」
「そう言う事、ほらさっさと貸せ」
西垣に続けて松山もそう言うと松山は再度手を有沙の前に出した
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