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「あれ?眼が…赤くない」
少女は鏡を覗きこみながら不思議そうに自分の眼を見て驚いていた
「それは少し特殊なカラーコンタクトでねそれを付けていれば吐き気も押さえられるし眼も黒くなっているだろ?」
「うんありがとう牧さん!」
そう言いながら少女は牧に抱き着いたがその瞬間牧のが苦痛を覚えたような表情になったので慌てて離れた。
「ま、牧さん?大丈夫?」
「あ、ああ気にしなくても大丈夫だよ少し傷が痛んだだけだから」
そういいながらも顔のすぐれない牧を見て少女は心配そうに見ていた。
「牧、そこまでだ、それ以上はオヌシの体が持たん少し休め」
「原園さん…わかりました少し休みます…」
そう言い牧は少女の頭を一度撫でて壁側へ行きもたれ掛かりながら座った。
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