アザルト連邦

3/39
前へ
/70ページ
次へ
三日前、グスタフが抱き抱えて連れてきたのが発端だった   グスタフ「わしも戦争に参戦してやる。そのかわりこの子を守ってやってほしい。なにせあの伝説のルーリーじゃからな」   との事だった   あのルーリーが女だったという事がリリアーヌは信じられなかったがそれ以前にこのルーリーからわ覇気が感じられなかった   三日間見てきたが殺戮なんてもっての他のおっちょこちょいな少女   ゴキブリを発見して騒ぎ立て、道行く人にぶつかっては謝り    ひがな一日ガーデニングに勤しみチョウを眺めて微笑んでいる   一般よりネジの外れた天然少女が一人で戦況を動かす人間には見えない   リリアーヌ「はぁ、」   額に深くシワを寄せては事態の深刻さに頭を抱えていた
/70ページ

最初のコメントを投稿しよう!

138人が本棚に入れています
本棚に追加