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ラインハルト「国王。一ついいか?」
声を発したのは若い青年だった
リリアーヌ「なんだ」
ラインハルト「殺戮のルーリーは馬鹿みたいに強いが極度の記憶障害を持つと聞く。この子が案外そうなのかも知れないですよ」
カカカと笑いたてる様子にリリアーヌは苛立ちを隠せずに続けた
リリアーヌ「確かな確証が得られないなら迂闊な行動はとれん。もしも別にルーリーが存在するならば他国から攻めてくる可能性も考慮して政治を進めなくてはいけない。なにより!!」
バッとルーリーに振り向くリリアーヌ
それに反応してルーリーはびくりと跳ねた
リリアーヌは数秒ルーリーを見つめた後、諦めた顔付きで顔をあげ将軍達に言い放った
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