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言うが早いや、レーノアは部屋の一番奥にあるカウンターに向かった。
レ「ホワイトナンバーズです。お願いします」
後から追い掛けてきたネルも同じようにナンバーカードを出した。
?「レーノア君もネル君も久々ね」
レ「ユキさんだってここ最近見かけなかったよ??」
ネ「こら、レーノア。野暮なこと聞いちゃ駄目だよ」
ユ「あら、別に大丈夫よ(笑)私は今とっても幸せだから、その幸せを少し分けてあげましょう」
レ「そっか、結婚したんだっけ??おめでとう(笑)」
ユ「ありがとう(笑)」
ネ「ガルゲート・スピッツさんは人気ありましたからね。結婚しますって聞いた時はギルド中が大騒ぎでしたよ」
ユ「ウフフ(笑)私は幸せ者だわ」
はい、とチェックインを終えたカードを二人にかえす。
ユ「二人も早く国家試験受けなさい??何時までも白なんて」
カードを受けとった二人は踵を返し、ユキに背をむけたまま手を上げた。
レ「気が向いたらね」
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