珀鳳の扉

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とうとう今まで黙っていたナンバー10のベッチェが怒鳴った。 ベ「静かにっ!!」 その一喝が、いとも簡単に騒ぎをおさめる。 ベ「ハーベルト」 ハ「は、はいっ(汗)!!」 ベ「遅刻癖をなおしなさい」 ハ「はぃ(泣)」 ベ「ビーネ」 ビ「ぅ(汗)」 ベ「直ぐに頭に血が上るのを何とかしろ」 ビ「はぃ(汗)」 ベ「エリカーナ」 エ「ひっ(泣)」 ベ「……すぐ泣くな」 エ「うぅ~(泣)」 一通り注意し終えると、ベッチェはレーノアに向き直り礼をした。 そんな彼にレーノアも苦笑をむけて気にするなと声をかける。 ガ「一度気持ちを落ち着けましょう(笑)」 ナンバー9のガルゲートが、人数分の紅茶を持ってやって来た。 _
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