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何とかその場を乗り切ったレーノアはネルと一緒に帰路についていた。
ネ「大丈夫ですか?レノ」
レ「な、んとか……」
あれからロードはレーノアにその調子で頑張るようにと泣きながら期待の 眼差しで語りかけ、それが終わったと思えばクラスメート達からの質問攻めにあった。
レ「ほっといてくれれば良かったのに……(汗)」
ネ「しょうがありません(苦笑)いつも寝てるだけだし、成績も学園最下位ですからね」
レ「それはいいんだよ」
ネ「せめて普通より下…ぐらいにしませんか??」
レ「やだ」
ネ「レノ(苦笑)別に誰も恐がったりしませんよ??」
レ「それでもやだ。……だいたいハーベルトは急すぎるんだよ!!俺は何の準備もしてなかったのに!!」
ネ「僕がちゃんと準備してあげたでしょ??」
レ「それはそれ!!」
怒りだしたレーノアにネルは苦笑するしかなかった。そして彼に諭すように言葉をかける。
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