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ネ「なかなか凄い嫌われようですね」
レ「……そうだな」
二人も寮に向かいはじめ、並んで道を歩き出す。
先程ドワースがレーノアに向けて言い放った言葉を思い出し、ネルは苦笑しながら言った。
しかし、当のレーノアは何処か楽しそうに口が上がっている。
ネ「何か……楽しそうですね(笑)??」
レ「まぁな」
レーノアはドワースが去って行った方を見た。
小さくなっていくドワースの影は、やがてその道の果てに消えた。
レ「…………ああいうのは……嫌いじゃない」
楽しそうに笑うレーノアに、ネルも同意を示した。
ネ「そうですね(笑)推薦してあげたらどうですか??」
レ「それはあいつの頑張り次第だよ。………さぁ……何処まで伸びるかな??」
クスクスと笑うレーノアにネルも同じように笑う。
すると突然指輪が光りだした。
ネ「おゃ??」
レ「……緋……緊急召集だ」
ネ「何かあったのでしょうか(汗)」
レ「……行こう。あったから召集がかかったんだから」
二人の姿は瞬きのまに消えてしまった。
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