夏達(ケケ×36(×ケケ))

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「おお…た、け?」 久しぶりに三村を家に招いた。 特に理由もなく、 ただ一緒にいたかった。 三村は基本的に家族思いだ。 今日がもし平日じゃなかったら来てくれなかったかもしれない。 そんな事を考えてる内、 俺はどうしようもなく寂しくなって… 三村を押し倒していた。 「…なぁ、知ってるか?」 「え…?」 「俺、結構モテるんだよ?」 「…はぁ?」 呆れた顔して見上げてくる三村。 何、余裕かましてんだよ。 「俺に彼女できたら…別れよう」 予想外の言葉だったのか、 三村の顔が一瞬にして歪んだ。 その顔が見たかった。 俺だけ寂しい思いするなんて… 正直、腹立つ。
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