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「何すんねん!!すけべ!!」
「お前が構って言うからやろ!!」
「そんな構い方あるかい!?」
「何やねん、文句あるんか!!?」
「あるよ!」
「んじゃどうして欲しいんか言えや!!」
「そんなん決まっとるやろ!」
「ああん!?」
急に視界が反転して、
一瞬何が起こったかわからんかった。
気づいたら目の前に藤原がいて、
やっと押し倒された事に気がついた。
頭がじんわりと痛い。
床に頭打ったんやな。
随分と乱暴にしてくれるやん。
「…何しとんねん」
「キスだけや足らんわ」
「あそ」
そのまま藤原が降りてきて、
長いキスをした。
「井本、明日何か予定あるん?」
「無い」
「ほんならこのままヤろうか?」
「あってもヤる気やったやろ?」
「ばれた?」
俺等は穏やかに笑いあった。
こっから先は言わへんぞ。
聞きたいんやったら藤原に聞きや。
(俺流の、あやし方)
end.
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井本さんのオラオラ系が書いてて楽しいです!
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