理解の追いつかない日々

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そして『イレイサー』になるための準備を始めた。 俺は普通の高校生だったので身体能力には自信がなかった。 しかしこっちの世界ではどうも俺の身体能力は向上しているらしい。 高山で生活している人が海などに行くと身体能力が高くなるらしい。 それと同じような事が起こっているらしいのだ。 そして俺に手渡されたのが500円玉より一回り大きなビー玉のような物。 それは『珠』と呼ばれ、これが必需品なのだとか。 何でもこれが武器になったり『ペリル』の情報を読み取ったりするらしい。 その便利な機能も掛け声がなければ使えないというのだ。 そこで俺はまず掛け声を設定することにした。
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