プロローグ

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      『眠ってなんかいないわ。』 骸が部屋の中に入ると勝手に電気がつく仕組みになっている。 急な光に私は思わず目を閉じた。 「いい子にしていましたか?」 『…そうね。 私をこの部屋から出したらもーっといい子にするんだけどなぁ?』 そう言うと骸は独特な笑いをこぼしたあと目を細めた。      
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