プロローグ

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      「貴方は一生この部屋から出しませんよ。そう…一生僕だけのものです。 その瞳に一瞬でも他の男を写したくはない。貴方は僕だけを見ていればいいのです。」 骸は私に近づき抱きしめた。 『…ホント最高の口説き文句よね……。』 骸の耳元でそう囁くと抱きしめる力が強くなった。 私も骸の背に手を回し抱きかえす。 すると急に体を離し骸は私の顎に手を沿え顔を上げさせた。      
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