プロローグ

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      だんだんと息苦しくなり、私は骸の胸を叩いた。 すると骸は名残惜しそうに唇を離す。 お互いを結ぶ銀色の糸もすぐに切れてしまった。 息を整えていると骸の両手が優しく私の頬を包む。 不思議に思い、顔を上げると骸はとても優しい瞳で私を見つめていた。      
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