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疎螺「全部口に出してるよ?」
うそっ!
恥ずかしいぃ///
疎螺「クスクス…」
うわ…
マジで笑った顔
綺麗…
つかカッコイイ…
って、何コイツの事褒めてんの?!
―チュッ
なんて思ってたら…
チュッ?
何か鼻に………
麗華「のわぁぁぁぁ!!!///」
ここここいつ!
鼻チューしやがった!
真っ赤になっている
麗華を見て
疎螺はクスリと笑うと
ゆっくりと離れた。
疎螺「今はこれで勘弁してあげる…だけどあんまり可愛い事してると……覚えておいてね?」
麗華「////」
麗華は何も言えなかった。
何、鼻にキスされたくらいで固まってんのよ!
私は純粋な小学生かっての!!
あぁもう!
馬鹿みたい!
口にされたわけでもないのにさ!
疎螺「クスクス…百面相してる途中で悪いんだけど…仲間が待ってるから早く行くぞ」
そう言い、疎螺は
麗華の腕を引っ張り
歩き出す。
麗華「はっ、はぁ?!ちょっ、何処に行くんだよ!」
疎螺「あっち」
疎螺は足を止める事なく
一言だけ言った。
麗華「離せ!行かねぇ!」
疎螺「助けた」
麗華「はぁ?!確かに助けてもらったけど、私は頼んでねぇ!」
疎螺「でも助けた」
麗華「チッ…」
麗華は力じゃ叶わないと、
渋々諦めた。
そんな麗華に疎螺は
少しだけ腕を掴んでいる力を緩め
痛くないくらいに掴み
歩いた。
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