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小説や映画では[がん]と診断されると、頭の中が真っ白になったりする表現があるが、私の場合は自分である程度調べて病院に行った為か、素直に受け止めることができました。
そして私は独身の為、宣告は一人で聞き、後日、両親と弟と共に、今後の治療や病気の説明を受けました。
あとから知ったことですが、母や弟は私のいないところで泣いたらしい。職場の同僚も泣いてくれたようだと聞きました。どうやら泣いていないのは自分だけだったようです。
その説明時に、低悪性度の[がん]には抗がん剤が聞きにくいとの事で、骨髄移植も視野に入れた治療をすると伝えられました。
治療の期間がどれくらいかかるか想像もつかなかった為、退職をし治療に専念できる環境にしました。私が家庭持ちじゃ無いことは幸いだったと思います。
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