呪い:消滅

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無意味な生涯を送ってきました。  あの有名な小説家の、有名な小説の始まり方に、そっくりになってしまうが、無意味なのだから、仕方が無い。 現在、我孫子 佑は、霧が丘学院に通う、高校2年生。 部活にも入っておらず、バイトもしていない。 成績は中の上、上の下と言った所か。 友達は、少ない。あまり人とは関わらなくなっている。 多分、中学2年くらいのときからだ。中二病とかそういうのじゃなく。 『普通』ではなくなってしまったのだ。 本人は意識していなかったが、着実に、確実に、普通ではなく、異常になってしまった。 だが、あくまで、それは精神面であり、肉体的な面では、変わりは無かった。 最近までは・・・・・・。
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