呪い:消滅

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 我孫子 佑は、霧が丘学院では、「優秀な不良」として通っている。  何故かと言えば、我孫子 佑は、マイペースの中のマイペース。マイペースを極めた男として有名だからというのが、「不良」と呼ばれている理由の一つ。 授業に飽きたら、教室を出る。 説教中に、バーゲンセールがあるから。という理由で、聞く耳持たずに、帰宅。 コンビ二の前で、たむろしている不良を、「目障り、耳障り、うるさい、うざい」という数々の理由を付け、1人で5人をボコボコにした。 という武勇伝がある。 それは、「不良」としての理由。 「優秀」の理由としては、ここまでの武勇伝があるのにも関わらず、成績はすこぶる良い。ということだ。
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