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｢あやなちゃんだいぶ仕事慣れてきたよね｣
｢えっ？そうですか？｣
煙草の整理をしているといつもは話しかけてこない宇田さんが珍しくあたしに話しかけてきた
｢すごい、手際良くなったしレジもうまいし｣
｢そんな事ないですよっ｣
この日は別人のように話しかけてくる宇田さんにあたしは引きつり笑顔しかできなかった
松本さんはあたしが宇田さんを嫌っている事も知っているからあまり仲良くはしたくなかった
(松本さんに見られたかな…)
ちらっと仕事をしている松本さんを覗いたけど表情はまで見えない
宇田さんはと言えば
｢それでさ～｣
とまだあたしに笑顔で話しかけていた
正直、宇田さんが何を話していたかなんて
この時のあたしは全く覚えていなかった
(早く、話終わってくれないかな(泣))
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