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プロローグ
自然で囲まれた田舎で遊ぶ僕と女の子。
『ん…なに??聞こえないよ??』
僕に向かって女の子はなにか言っているが、聞こえない…
なにを言っているのか聞こえなく困っていた僕を見て、女の子は笑顔を浮かべて僕と指切りをする。
『や……く…よ』
女の子が言っていることがよくわからないが、僕も女の子の笑顔が嬉しくて思わず笑顔になる
次の瞬間、目の前がホワイトアウトしていく
いきなり風景が変わり、空が茜色に染まる夕方…
目の前には同じ女の子、しかしその顔にはあの時の笑顔がない、むしろその顔には涙が流れていた。
『どうして泣いてるの??』
僕は女の子に話しかけるが聞こえていないようだ。
僕も悲しくなってきて今にも泣き出してしまいそうだ…
『やくそくだよ!ぜったいに…』
始めて女の子の言葉がはっきり聞こえたところで、また目の前が白くなっていく…
どうやらこれは夢らしい。
自分で夢だと理解できたところで目が覚めた…
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