プロローグ

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ

プロローグ

自然で囲まれた田舎で遊ぶ僕と女の子。 『ん…なに??聞こえないよ??』 僕に向かって女の子はなにか言っているが、聞こえない… なにを言っているのか聞こえなく困っていた僕を見て、女の子は笑顔を浮かべて僕と指切りをする。 『や……く…よ』 女の子が言っていることがよくわからないが、僕も女の子の笑顔が嬉しくて思わず笑顔になる 次の瞬間、目の前がホワイトアウトしていく いきなり風景が変わり、空が茜色に染まる夕方… 目の前には同じ女の子、しかしその顔にはあの時の笑顔がない、むしろその顔には涙が流れていた。 『どうして泣いてるの??』 僕は女の子に話しかけるが聞こえていないようだ。 僕も悲しくなってきて今にも泣き出してしまいそうだ… 『やくそくだよ!ぜったいに…』 始めて女の子の言葉がはっきり聞こえたところで、また目の前が白くなっていく… どうやらこれは夢らしい。 自分で夢だと理解できたところで目が覚めた…
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!