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名前: 能力:物理反射 作品原作:東方Project あらゆる幻想を受け入れる楽園、幻想郷。 その中の魔法の森と呼ばれる場所に一人の男がいた。 男は自分が何処にいるのかがわからなく、ただ走っている。 「やれやれ、だぜ」 男はため息を一つ吐くと、再び走り出した。 男は、寂しがりやである。 だからか、こんなよくわからない場所に一人でいることが不安だった。 まるで、世界から一人だけ取り残されてしまったみたいで。 男は誰かいないかと森の中をさまよい始めた。 実際、その森は無人の場所ではなかった。いや、彼女等を人間と数えていいのかはわからないが。 男は人を探しながら、彼女等はただ、静かに(一人は例外)森の中に生きていた。 だから、その出会いはきっと必然だったのだろう。 男は彼女に会い、彼女は男を見つけた。 最も、何故男がここまでこれたのか? という疑問に対する回答は男の意識が戻るまで無いだろうが。
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