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翌日…
今日で修学旅行最終日で、バスは学校へと向かっていた。
「なぁ」
隣に座っていた桐生が絵梨に話しかけた。
「なぁに?」
「俺たちって本当に付き合ってるんだよな?」
「そうだよ?なんで?」
「いや、夢じゃねぇんだなぁ~って」
「なにたそがれてんのよ!」
絵梨はバシッと桐生を叩く。
「いてぇなっ!だって真面目に嬉しかったからさ」
「桐生ってば…」
「…//」
2人は顔を赤くしながら笑いあった。
そして絵梨は旅行中にコクられた彪雅にメールをおくった。
―――――
彪雅ごめんっ!
桐生と付き合うことになったんだ。
だから…本当にごめんね
―――――
すると、すぐにメールが返ってきた。
―――――
幸せになっ!
いつでも俺は待ってるぜ?!笑
―――――
――彪雅が心の広い人でよかった…
「なに携帯みながら笑ってんだよ?」
「へ?!べつにーっ?」
「ったく~…」
そうして無事に学校に到着した。
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