621人が本棚に入れています
本棚に追加
「まぁ、保育所って結構楽だよな、遊ぶだけで良いんだもん」
「でも、俺達って、絶対大人から見たら生意気だよな」
「ははっ見ろ、高木なんか保育園児のくせに、いつもの癖で、足組んでるぞ」
「足短いなww」
さっきから薮君と光君は、そんな話ばっかり…
まぁ、やっぱり19と20だし、大人っぽいところもあるんだよね
「…めんど、眠たいし…」
「高木君、お布団入りましょうね」
「うん!」
「………」
「大ちゃん、目が死んでるよ」
「伊野尾ちゃん、俺…今、見ちゃいけないもの見た気がした」
「…?」
伊野尾ちゃんだけな気がする。
なんだかんだ言って、伊野尾ちゃんは変わらない…
伊野尾ちゃんと居たら、俺は安心できるのかな……
「伊野尾ちゃん…」
「大ちゃん、疲れてるんだよ、おいで」
「…」
手招きしてくれる伊野尾ちゃん
いつもなら気持ち悪くて近づかないんだけど…
良いよね、保育園児だし…
「先生~~~~有岡君と、伊野尾君が、抱き合ってます~~~」
「ひゅーひゅーーー!ホーーモーーー!!!」
神様、子供ってのは、たまに腹が立ちます
最初のコメントを投稿しよう!