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ぺたーんシリーズその2
「もう飽きたんだよ。
喋ってもつまんねーし。
てことだから。じゃな」
無表情を決めつけて、そう言った彼。
一方的な彼の終止符に、頭のなかは掻き乱されて、
止まらない疑問と思いに頭がパンクした。
目からは涙が溢れだして、膝は私を嘲笑うかのように震え、遂に私を見放した。
立ちなさいよ、私
彼より先に彼よりいい人を見つけるの
見返してやらなきゃ
立って、立って、立って
―――お願いよ、行かないで
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