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「で、あなたは?」
床にずっと座っていた少女に顔を向ける。
「へ、私ですか?私はちゃんと大学に通ってますよ!・・・今日はちょっと私情で休んじゃったけど・・・」
「いや、そうじゃないんだけど・・・まあ、いいや。」
本日何度目かの溜め息を出しながら椅子に座り、背もたれに顎を乗せる。
「で?大学休んだ人が、どうして街中をほっつき歩いてるの?」
「実は・・・」
話を聞くと、どうやらこの大学生の少女はある事で悩んでいるらしくそれを見かねた友人が“依頼すれば何でもしてくれる、なんでも屋”を紹介してくれたらしい。
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