序章

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雪が深々と降り積もる 都会の並木道。 キラキラ光るアーケード街。 僕は道行く人々に 呟くように問いかけた。 「そんなに嬉しそうに      何処へ行くの?」 すれちがう人は 皆知らない顔。 答える人は一人もいない。 「そりゃ、そうか・・・」 一人呟いた。
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