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「ティっ、ティオ先輩……!?」
気配無く背後に居た、小学生の外見にピンクの髪を持つ幼女(年上)。
腰に手を当ててスク水姿で立っているのは、三年の生徒会副会長であるティオ先輩だった。
「よよよようティオさん」
カイルが震えてる、そーいやカイルはこの人と知り合いだっけ。
「うむ、おはよう。して、ぬしらはここで何をしておるのじゃ」
なぜだろう。
見た目相応の笑顔のハズなのに怖い。
「いや、あの……バードウォッチングを」
「ほぅ。よい趣味じゃな。しかしこんな水場には鳥達も来なかろうて」
ダメだ、この人にはバレてる。
どうにかして逃げないと……。
「ふん、大人しく白状せい、女子の艶姿を覗きに来たのじゃろう? この助平どもが」
ふふんと笑いながら胸を張るティオ先輩。
……まぁ、胸の方も見た目の期待を裏切らな……カイル? ちょっ、お前まさか!
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