始まりの朝

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始まりの朝

  「わぁぁ!待った待った待ったぁあ!!」 ドタバタと大騒ぎをしながら私は乗船口へと駆け込んだ。 乗船手続きにはどうにか間に合ったらしい、、 ふぅ~…と安堵の息をつきながら私は寝癖で跳ね上がった髪の毛を赤いバンダナでギュウと押さえつけた。 本当はもっとちゃんと身なりを整えたかったけど、、、仕方がない。 寝坊して船に間に合いませんでした♪ なーんてシャレにもならないし… 第一これからはオシャレになんて気をまわしていられない生活がはじまるのだ。  
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