†願い†

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幼い頃から見続けてきた黒い者 何もかもが黒かった 黒い者にはなりたくないと思った 黒い者にはならないと誓ったあの頃 ただ純粋に生きたかった ただ白く生きたかった でも全てが黒く見えた 全てが黒かった 生きる事さえイヤになって 自ら傷を作る様になった 傷の痛みに置き換える事を覚える様になった ただ、白くなりたかっただけなのに 傷を作らなければ白くなるのかな もうなれないかな… 傷がなくなっても、もし白くなれても 傷は赤いままだろう… 永遠に…
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