ふらすと 1

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「じ、時間、遅刻しちゃうから!」 まだ大丈夫かと思ったが結構やばい、時間的にも、身体的にも。 「うん……まだまだ足りないが仕方ない。遅れるのはまずいからな。」 ふぅ…助かった。 「よし……それじゃあ最後に……ちゅる……」 「……ぃい!!」 全然助かってない! 首筋に思い切り吸い付かれた。しかも若干痛い。 「…ふぅ……結構満足した。うまく隠せよ~」 しかし秋姉さんはすぐに離れ、意味深な言葉を残し、下へいってしまった。 まあ解放されたからいいか…ひどいときだと意地でも離れようとしないからな。 でも小さい頃からしつけられてきたから、逆らえないんだよね。 こればかりはどうしようもない。
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