episode.2

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「あの───」 「あ、はぁ!!すいません!」 見とれてしまって全然気付かなかった!!! 怜央さんかっこよすぎ。 「…一年生ですか」 キョトンとした顔で私を見つめてくれている。 はあ…鼻血出そう。 「はいっ。あの、怜央さんですよね?小岩苺です。ずっと前から尊敬しています。私の憧れです。もう綺麗すぎて言葉が出ません。なんでそんなに美しいんですか?直視出来ないです」 「いえいえ。全くです。小岩苺ちゃんですね。脳に叩き込んでおきます」 「本当ですか…!ありがとうございます!!めちゃくちゃ光栄です」 すごい笑顔で私に話してくれて、この人は容姿だけじゃなく、性格もいいんだなぁー、と感激した。 こんなに完璧な人がいていいのかな?
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