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「──っ…えっと、まだわかんないです。けど、ショップ店員にはなりたいです」
すると怜央さんは、私の頭をなでなでしてきた。
一瞬、何が起きたのか、わかりませんでした。
緊急事態っていうことは、重々承知しております。
ただ、怜央さんの手のぬくもりが嬉しくて、時の流れに身を任せるしかなかったです。
「苺たん、ポニテ似合うね。今まで色んな女の子見てきたけど、苺たんが一番ポニテ似合ってるよ」
ものすごい笑顔で、そんなこと囁かれても……
キュン死しそうです。
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