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「なっ!!!………アタシ、先生嫌いです」
「結構、結構。まぁ、これから好きになっていくだろ」
「ない。絶対ない。ないない。はぁ……………ていうか寝ていいですか。寝不足なんで」
「どうぞ」
ご自由にと先生は付け加えて言う。
その言葉を聞いて、アタシは無言のまま先生の横を通る。
どき
ドキ
どき
ドキ
何故か、ドキドキと心臓が煩い。
なんで…………
キスされたから?
そうだ。
きっとそうだよ。
それだけだ。
仕切りのカーテンを開け、ベッドに腰をかける。
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