保健室で

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「…な、に…」 ヤバイヤバイ。 トンッ 背中が壁に当たる もう逃げる所がない。 いわゆる、蛇に睨まれた蛙状態だ どくん。どくん。 心臓の音がうるさい 「…で?言わないよな?」 身体が硬直する。先生の顔が間近あるからだ。 っ…近い… …でも、綺麗な顔だな…なんて。 「おい?…何、人の顔ガン見してるわけ?」 「は!?何言ってっ「お前、よく見ると美人だよな」 ……。 「はぁっ!?」 何コイツ! 「………なんかキスしたくなる」 は? …は? あの、この人教師…ですよね? アタシは生徒で、 ………ヤバイよね? 「ッ…や、冗談…「うん。冗談」 ニヤリと不敵に笑う …何なの… 「あっそーですかっ。じゃあ、アタシは寝ますんで」 と先生をスルーしてベッドへ。 …行くはずだったのに。
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