運命の輪

3/7
前へ
/106ページ
次へ
男性は髷や着流し、腰には刀。侍と思しき人や、ツギハキをした着流しの人。 女性は見掛ける人皆、綺麗汚いの差は有るものの、着物を着ていた。 『こんなスペース、博物館の裏にでもあったのかな?』 「あんた、気が付いたみたいだね!調子はどうだい?」 急に威勢のいい声が聞こえ、辺りを見ると、自分しかその場に居なかったので、それは自分に向けられた言葉だと気が付いた。
/106ページ

最初のコメントを投稿しよう!

49人が本棚に入れています
本棚に追加