最初の日

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一枚の布切れはただのボロ布だったのに、何故か叶は気を引かれた。 暫く眺めた後に、ふと、薫の方に目をやると、薫は既に先の方にいた。 「ちょっと待ってよ~!」 叶は薫の方に向かって小走りになる。 叶は足下の段差に気付かなかった。
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