安らぎが消えたあの日

異常な訪問者

おっさんに何か言いながら近寄って行く教師。

しかしざわついている教室なうえに窓越しなので、よく聞こえない。

おっさんは教師の話なんか聞いている様子なんか無い。

そのせいか、おっさんの肩を掴み無理矢理話をしようとする先生。

先生の意思が通じたのか、その意思に応えるべくおっさんは先生に抱きついた。

｢おっと！おっと！何が起きたんだ！？｣

稔はその光景を楽しんでる｡しかし稔が一瞬にして静かになった。いや、教室全体が静かになった。