安らぎが消えたあの日

異常な訪問者

俺は掃除用具入れからＴ字形の木製ホウキを取り出した。

そしておもむろに近くの机に叩きつけて、邪魔な部分を取り、ただの木の棒を作り上げた。

近寄ってくるおっさんの頭部目掛けてフルパワーで横殴りした。

相変わらず女子が叫ぶ。いっそのことうざったい女子も一緒に殴っちまうか？

｢･････うぅ､･･ぐぐぅ･････｡｣

しつこくまた立ち上がろうとするおっさんはもうすでに人間ではなかった。

俺はおっさんの目玉をよく狙って突き刺した。