一章 橘慶
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08:00 登校途中 昨晩お互いの素性と意思の確認だけして眠ったため、慶はレイの事を何も知らない。 「本当についてくるのか?」 「もちろんだ。お前に死なれては困るからな。」 「まさか……ヤツが俺を狙っていると?」 「分からない。とにかく俺は目立たないようにしている。」 そう言ったかと思うと、隣にレイの姿はなかった。
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