片倉家の朝

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小十郎が畑に行った後、政宗が起きてきた。 「Goodmorning!mother!」 少し寝癖がついているが迷惑なくらい元気だ。← 「はいはい、おはようさん。今日も元気だねぇ。」 「Ofcorse!小十郎の手伝いがしたいからな!」 腰に手をあて胸をはる政宗。 「こら政宗、"お父さん"でしょー!全くもう!」 ぷりぷり怒る佐助。 しかし政宗は気にせず"行って来るぜ!Ya-ha!"と叫び走り去った。 するとその叫び声で起きたのか、まだ半眠りの幸村が目を擦りながらやって来た。 「むぅ…兄上が煩いでござる…」 寝癖が半端じゃない。 「おはよう幸村。」 さすがに苦笑いの佐助。 「おはようございます母上…………む?今日のご飯は鮭と卵焼きと葱と豆腐の味噌汁とほうれん草のおひたしでござるな。」 ノンブレス&真顔で淡々と言う幸村。 「よ、よく分かったね」 またもや苦笑いの佐助。 食べ物の事(特に甘味)になると素晴らしくなる幸村。 「母上、お腹が空いたでござるぅ…」 切なく鳴く幸村の腹。 「ぷっ…ふふ、はいはい、今並べるからね。」 佐助は吹き出し、朝飯を用意し始めた。 そこへちょうど小十郎と政宗が戻ってきた。 「Hey!mother!腹減った!」 「はいはいちょうど出来てるから座っててねー」 いそいそと座る政宗。 幸村は欠伸をひとつした。 「トマト採れたぞ」 小十郎は採ってきたトマトを佐助に掲げた。 「きゃー!嬉しい!小十郎さんご苦労様vV」 佐助が小十郎の頬にキスをした。 小十郎は少しにやけた。← 「おい!何Loveってんだよ!早く飯!」 政宗がテーブルをバンバン叩いてブーイング。 「はいはい、分かってるよー」 慌てて朝食をテーブルに並べる佐助。 小十郎はトマトを冷蔵庫に入れ、政宗同様椅子に座る。 少しして佐助も朝食を並べ終わり、座った。 「それじゃ」 「「「「いただきます」」」」 .
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