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「フーン・・・精神的にも辛そうね・・
和人君のこと・・・聞いたわ」
深雪はゆっくりとした口調で優しく言った
「そうか・・・」
冬矢の返事にはまったく元気がなかった
「あらあら 暗い顔ね~ じゃあ特別に私が慰めてあげよっかなぁ」
深雪は不適な笑みを浮かべながら、冬矢の手を握りベットに乗ろうとした
「お、おい! 何考えて 痛ッ!!」
冬矢は深雪の手を振り払おうとしたが、体が痛く抵抗できなかった
「ダメよ無理しちゃ!! お姉さんに任せておけば大丈夫よぉ」
深雪はさらに冬矢に近付いた その時!!ドアが開いた
「冬矢! 大丈夫?」
入ってきたのは秋だった
三人は一瞬見つめあったままフリーズしてしまった
「あ、アンタ達・・な、何やってんのよ!?」
秋は顔を真っ赤にしてかなりテンパりながら言った
「何って・・・診断?」
「嘘つくな!!」
深雪の言葉に冬矢と秋は同時にツッコミを入れた
「あら~ 恥ずかしがらなくてもいいのに! 私と冬矢の仲じゃない!!」
「俺はそんな中になった覚えはねぇよ」
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