プロローグ

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そのゲームが家に来たとき母さんは泣き、父さんは兄貴を殴り飛ばし、妹はまるでゴミを見るような目をしていた 俺はこの兄貴の未来におおいなる不安を抱えたがそれはいろんな意味で裏切られた まず兄貴はその後に母さんと父さんに土下座して買ったゲームの頭金を出して貰った。 すると兄貴は自宅警備員から印刷会社のアルバイトを初め いつの間にかバイト先の社長に気に入られ正社員になり そしていつの間にか立派な社会人になっていた兄貴……ぶっちゃけ想像できない未来だった 会社の方からは兄貴のお陰で業績が上がったらしくて近々昇進するらしいんだが兄貴はそんなのどこ吹く風……今日もゲームにドップリだった
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