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「私に、近づくな!」
「嫌だ」
魔女の言うことをあっさりと拒否し、セリスは彼女の首筋に噛みつきました。
「っ、何を…」
魔女はだんだんと体から力が抜けていくのがわかりました。
セリスは魔女の首筋から口を離すと、そこをすっと撫で噛みついた跡を消しました。
「うん、ごちそうさま」
「お前…一体私に何をした」
「貴女の魔力をいただきました。これで魔法は使えないね」
「キサマッ!」
魔女はセリスに飛びかかろうとしましたが、やすやすとかわされてしまいます。
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