気持ちが…

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気持ちが通じ合って早二ヶ月。 愛しい恋人は… 熱心に仕事中。 そりゃ?リィダァだし… 何時でも何処でも甘くなんて出来るわけないって、解っていたけどさっ… 仕事場なら諦めもつくよ?でもこの二ヶ月… 家にいても、体の関係どころか、最初にしたキスから全く何も無し。 俺も男だし? 最愛の人と気持ちが通じ合ったのに… その先がないとか… 有り得ないんですけど? 「はぁ…」 スタジオのソファに座り、ため息が口からこぼれれば、隣に座っている親友がコッチを振り向く。 「カバみたいだよ…」 「それは欠伸をしたときに言ってくれ。」 「バカみたいですよ?」 「それはただの悪口だろ?」 親友とのやり取りを聞いて、最近コイツは年齢をサバ読んでるんじゃないかと思われるマンネが登場。 左腕にくっついて離れないオモニを引き連れて… 「どうしたの?ため息なんてついて…」 マンネに幸せそうに絡むオモニには解らない悩みでしょうね… 「欲求不満なんですって。キスも最初にした一回だけだから。」 何でお前が知ってるんだよ! サラッと言ってのけたマンネに視線を向ければ、ニヤリと黒笑いされた。
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