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「…しかしエフ…いえ、神様…とても容易に取得できるようなものではない資格を取得し、超高倍率の試験を乗り越えてやっと手に入れたその地位、そのお姿…こうも簡単に棄てられますか？」
ガラピョは私の表情を伺いながらそう言った。
「だーかーらー。辞めたいって言ってるんスよこの私が!」
「ならば…!ならばせめてこの宇宙の為に何かひとつでも貢献なさってからお辞め下さい!」
「あ？」
「神様付き執事兼教育係として言わせていただきますが…!」
…急に態度でかくなってんじゃねーよ。
まぁ仕方ないか。
この世で一番人間から掛け離れた私と、この世で二番目に人間から掛け離れた教育係とでは"人間くささ"に差が出る。
「この宇宙に貢献してこそ"神様"としての死に様をまっとうできるのです!」
え 死に様？
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